本書の概要
編集、DTP、図版レイアウトをリンクアップで担当しました。
2019年10月に始まったキャッシュレス・消費者還元事業をきっかけに、キャッシュレス決済は急速に広がりました。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など多様な方式が登場し、各事業者が市場での主導権を競い合っています。本書では、日本国内の現状を整理しつつ海外事例も交え、キャッシュレスが購買行動やマーケティングに与える影響を解説します。
目次
- 世界のキャッシュレス事情
- 日本におけるキャッシュレス決済の図式
PART1 キャッシュレス決済がなぜ話題になるのか
- 01 キャッシュレスとは
- 02 キャッシュレスのメリット
- 03 キャッシュレスのデメリット
- 04 キャッシュレスに関する日本の施策
- 05 海外のキャッシュレス事情
- 06 キャッシュレス化が進まない日本
PART2 キャッシュレス決済を可能にする技術
- 07 キャッシュレスのあゆみ
- 08 クレジットカード
- 09 電子マネー
- 10 QRコード決済
- 11 暗号資産
- 12 地域通貨
PART3 キャッシュレス決済の構図
- 13 クレジットカード業界のしくみ
- 14 クレジットカード業界における収益構造
- 15 現金管理のコスト
- 16 顧客の信用力
- 17 キャッシュレス決済にかかわる法律
- 18 キャッシュレス化推進のための組織やアライアンス
PART4 複雑に絡み合うキャッシュレス決済のプレイヤー
- 19 続々と乱立する〇〇ペイ
- 20 スマホ決済のプレイヤー
- 21 交通系キャッシュレス
- 22 非接触型キャッシュレス
- 23 クレジットカードの利用用途
- 24 銀行の巻き返し
- 25 見逃してはいけない海外からのキャッシュレスブランド
- 26 キャッシュレス導入のポイント
- 27 軽減税率
- 28 キャッシュレス・消費者還元事業
- 29 実店舗での利用例
PART5 キャッシュレス決済がもたらすミライ
- 30 続々と生まれるキャッシュレスの技術
- 31 キャッシュレスを活かしたビジネスの変化
- 32 キャッシュレスで変わる日本産業
- 33 キャッシュレスを利用した地域活性化
- 34 意外と儲からないキャッシュレスビジネス
- 35 海外の事例でみるキャッシュレスのマネタイズ
- 36 日本でも検討される決済情報の活用
- 37 キャッシュレス社会のあり方