本書の概要
DTP、図版制作、取材協力をリンクアップで担当しました。
SNSプラットフォームに依存しない、企業独自のオウンドコミュニティを構築・運用するためのガイドブックです。
オウンドコミュニティは、企業と顧客、ファンが双方向で関わることでブランドへの愛着や共感を育む関係性の場です。
本書では、その基本から設計、運用ステップまでを実例やフレームワークを交えて丁寧に解説します。
最前線でコミュニティを運営するキーパーソンへのインタビューも収録。
目次
Chapter1 オウンドコミュニティの基本
- 01 オウンドコミュニティとは何か?
- 02 良質なコンテンツを持続的に生成できる
- 03 クローズドな環境下でUGCを増やせる
- 04 より深い顧客理解の基盤を構築できる
- 05 AIに学習させるための高品質な学習データの源泉を作れる
- 06 ロイヤルティを超えた顧客のパートナー化ができる
- 07 社員インフルエンサーを育成できる
- 08 参加型経済圏としてのコミュニティエコノミーを実現できる
- 09 サイロ化を解消し部門間連携を活性化できる
- 10 マーケティング活動の原点に回帰できる
- 11 オウンドコミュニティとSNSのちがい
- 12 SNSとオウンドコミュニティの関係と運営者の立ち位置
- 13 オウンドコミュニティのMVVを検討する
- 14 オウンドコミュニティのMVVを策定する
Chapter2 オウンドコミュニティの考え方①「5 VALUE」
- 01 コミュニティ成長のフレームワーク「5 VALUE」
- 02 コミュニティにおける「自分ごと化」深層状態のフェーズ
- 03 「5 VALUE」コミュニティ成長の5つのフェーズ
- 04 「5 VALUE」の具体的なアクション&ワークフロー
- 05 「5 VALUE」が生み出す持続可能なコミュニティの未来
Chapter3 オウンドコミュニティの考え方②「KPI」
- 01 オウンドコミュニティにおけるKPIの考え方
- 02 オウンドコミュニティのKPIを設定する
- 03 オウンドコミュニティの全体KPIを考える
Chapter4 オウンドコミュニティの考え方③「セグメント」
- 01 オウンドコミュニティに必要なメンバーセグメントの考え方
- 02 コミュニティロールピラミッドによるセグメント
- 03 課題解決ペアによるセグメント
- 04 4象限クラスタリングによるセグメント
- 05 モチベーションによるセグメント
- 06 ラダー施策と定着施策
- 07 住宅メーカーのコミュニティにおける「ラダー施策」「定着施策」例
Chapter5 オウンドコミュニティの考え方④「ポリシー・ルール・ガイドライン」
- 01 ポリシー・ルール・ガイドラインの考え方
- 02 ポリシー・ルール・ガイドラインの基本と実践
- 03 ポリシーの策定
- 04 ルールの策定
- 05 ガイドラインの策定
Chapter6 オウンドコミュニティの設計
- 01 オウンドコミュニティの全体設計を考える
- 02 オウンドコミュニティの基本機能を考える
- 03 貢献してくれたメンバーへの対価機能
Chapter7 オウンドコミュニティの運用
- 01 「運営」と「運用」に分けて考えることの重要性
- 02 コミュニティ運営・運用のための7つの実務と意識
- 03 販売促進ではなく関係性の蓄積をゴールにする
- 04 「機能」より「意味」に出会う場を作る
- 05 売上よりも「関係資産」を増やす
- 06 コミュニティ運営における「人材不在」という課題
Chapter8 SNSとオウンドコミュニティの連携
- 01 SNSとオウンドコミュニティを連携させる
- 02 SNSの役割を設計する
Chapter9 オウンドコミュニティのその先へ
- 01 「個人の時代」→「集団の時代」→「個々人の時代」
- 02 人にフォーカスした「パーソナル・ドリブン・マーケティング」
- 03 エモーショナル・エコノミー時代のマーケティング戦略 5原則
付録 INTERVIEW
- 01 カリスマカンタロー 株式会社アノマリー代表取締役
- 02 横澤大輔 株式会社ドワンゴ取締役CCO
- 03 小島英揮 一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会 代表理事
- 04 向井育子 味の素株式会社

